2010年1月14日木曜日

保健師さんとの面談

入院2日目。

朝、看護師さんから
「保健師さんと面談がありますので14時に面談室にきてください」
と連絡がある。
面談室へ行くとマスクした保健師さんがいらっしゃる。

同室のAさんから
「保健師さんとの面談は言葉は丁寧だけどまるで警察の取り調べみたい。過去4カ月前からの行動記録全て出すようにいわれたよ。怖かった~。」
ときいていたのだけど。。
(Aさんは入院前、CT撮った数時間後には、ご自宅に保健師さんがいらしたらしい)


T区の担当保健師のSさん、とても優しい方でした。



まず、自治体が出している「結核について」の冊子を見せながら以下の事を説明して頂く。

1) 結核と治療について
2) 自治体(および国から)の補助
3) 接触者検診について


1) 結核については主治医の先生、看護師さんに説明してもらっていたから大体はわかる。

2) 自治体のサポートについて

結核になると、主治医から保健所に届け出が出され、自治体から患者に入院勧告が出される(選択の余地はなく回収)

公衆衛生のため隔離入院をさせらため、入院費用は自治体からの補助がでるらしい。当たり前だけど横浜から補助を受けるには横浜市民でないといけない。さらに以下の書類が必要。

・世帯全体の年収証明(過去2年分)
・健康保険証
・住民票
・その他 (主治医からの意見書や報告書、レントゲンなど)

困った事に私の住民票も保険証もまだ都内にあった。うつさないといけないのだけど、色々と事情があって。入院で一気に今まで解決してなかった問題が噴出。。
なんといっても最悪に気が重たいのは


3) 接触者検診

仕事先、家族、友人の氏名・住所・接触時間と時期をまとめておいて、それをもとに話をする。


Sさん「皆さん接触者検診を一番気になさるのですが。A(私)さんも被害者で、誰にでもおこるかもしれない事です。我々もなるべくうまく対応しますので。」


私「そうなんですけれど。実際にはやっぱり迷惑をかけてしまうので。保健所に接触者の皆さんが行くんですか?」

Sさん「そういう場合もありますし、健康診断にからめる場合もあります。また、保健所から現地に集団健診に伺うこともできます」

まず、仕事先に関しては集団感染の危険もあるので保健所が現場と相談した上で決めるらしい。
いきなり保健所から連絡があると動揺されるので、私が仕事先に根回しをして、担当を決めてから、担当地域の保健所から連絡をするという手順で進めることにする。

接触者検診は4つの保健所が関わり数百人単位になる見込み。これからどうなるのだろうと思うと 気持ちが重たくなる。。なるべく大人しく生きているつもりだったのに。。

次に、家族や友人、知人の接触者を割り出す。

喚起状況、滞在時間、時期などをもとに濃厚接触のあった人を挙げる。
(自治体にもよるみたいだけど、排菌してから8時間以上一緒にいたかが目安。)
家族は全員。友人は全員検診リストからは外れたけれど、心配な人は希望があればやります、という事でまとまる。

2名は12月末に会っているから、接触者リスト外だけど地域の保健師さんから連絡をしてもらって相談するように手配。

保健師さんとメールアドレスを交換して今後はメールでやり取りをすることに。


保健師さんが帰るなりメールを下さった。
帰った直後に私の仕事先の機関から電話があり今後の対策について相談があったらしい。
どうやって私の管轄の保健所なんて調べたのかしら。。
パニック度が高いことが伺われて益々落ち込んでしまう。


保健師さんは優しく励まして下さったけど、できることなら、消えてしまいたい気分。

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