2010年2月3日水曜日

ネフライザー事件

Aさんが隣のロー病棟に移り、今は私とOさんと、I様の3人部屋。

なるべく、I 様に触らないように過ごしていたのだけど
昨晩、I様とOさんとちょっとした事件があった。

Oさんはネフライザー(薬剤を経口吸入する器具)を朝、晩と2回をなさる。
ネフライザーはやる人とやらない人がいて、先生の指示があった人のみ。

ネフライザーはガーっと、音が響くから
Oさんは周囲に気を遣って下さるけれど
治療なのだから気を遣う必要なんて全くない事なんだけど。

これが事件の発端。 


(以下、ちゃんと聴いていなかったけど大体はこんな感じ)

I様「ちょっと、Oさん、ネフライザー何時からやるの?」
Oさん「看護師さんがもってくるからはっきりした時間はわからなくて」
I様「そう。私、20時からテレビ観たいのよ。」

Oさんが切れて、看護師のHさんに訴えた。

「こちらだっていつもうるさくして申し訳ないと思っているけれど、
これは治療で誰も好きで入院しているわけではない。
テレビ観たいからといわれても困るのよ。」

看護師のHさんは「なんとかしないと!」と
思ったみたいで就寝前に、Iさんに

Hさん「あのね、私達がちゃんとお伝えしてなかったのが悪いのだけれど
ネフライザーは治療で先生からやる時間も決められているもので
なので、、。」
I様「あたしゃ、何時から?って聞いただけで何にもいってやしないよ。
なんだよ、私が悪いみたいに」
Hさん「そうじゃなくて、Iさんだけでなくて今皆さんにお伝えしているんだけど。」

Hさんが去ってから

I様「(Oさんに)悪かったわね」
Oさん「いや、いいのよ」
I様「あたしゃ、時間を聴いただけなんだよ。それだけなのに。。(なぜかだんだん1人で興奮してきて)皆いってんだよ!ネフライザーうるさいって。聴こえやしないってみんないってんだよ!!」
Oさん「。。。」

消灯(21時)過ぎてたからカーテン閉めてたけど、I様と私のベッドは隣で50㎝ほどしか離れてない。

やっぱりI様恐ろしすぎて
これ以上同部屋はムリ。


看護師のHさんが夜の見廻りで戻ってくる。


部屋の空気を察したらしく、私のカーテンを開けて
Hさん「(小声で)ごめんねー。私のいい方が悪くて」

看護師さんは仕事だけでも神経と体力を使うのに、患者同士の人間関係まで対処するなんて、本当に大変だなと思う。

結局、この夜も(隣が恐ろしすぎて)寝れず、部屋の外で過ごしていました。

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