2013年10月1日火曜日

K君のお見舞い

K君の入院騒ぎ。

事前のメールのやりとりで脊髄損傷で首から下は動いていないといいつつ、普段とまったく変わらないメールが返ってくる。

手動くのかな???と思いつつIさんと2人でお見舞いに行ってきた。

立川駅から小一時間の整形外科専門病院。到着したら、大きい病院なんだけど受付もないし、誰も人がいない。。休日とはいえ、閑散とした感じ。

病室のあるフロアに着いたら、、車椅子で普通に動いている人ってK君??

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私「K君???」

K「あ、お久しぶりですー」

私「ベッドから動けないかと思ったら、なんか以前と変わってないんだけど。。」

K「みんなそういうんすよーーー。でも胸から下全然動いてないっす!」

私「ほんとに??でもよくなるんだよね」

K「いや、回復するというよりは残った機能を使っていくっていう感じっす。」

しかし、落ち込んだりする気配も微塵もなく、たんたんとリハビリに取り組んでいる。

私「ご両親はなんておっしゃっているの?」

K「生きていてよかったって」

私「会社は?(地元の建築会社)」

K「手術した翌日に元上司が病院にきてくれて叱られました(会社は神奈川で病院は新潟)。翌々日には社長と副社長がきて「会社に戻ってこい」っていってくれました」

ここで思わず泣いてしまった。
手術直後なんて、身体が一ミリも動いてないし、どこまで回復するか全くわからないのに。

私「いい会社だね(;_;)というかK君そんないい社員だった????」

K「ちゃんと仕事してたじゃないですかーーー。でもホントに小さいけどいい会社です。大手だったら首になっていたかなとか思います。今は家のリフォームを車椅子用にしないといけないので、自分の会社に発注してその設計をしてます(・∀・)」

私「手は動くようになるの?(今はものもつかめないけどタッチパネルだとなんとか使える)」

K「製図とかはむずかしんっすけど、パソコンはなんとか使えるようになれるみたいなんで。一級建築士の試験勉強してます。リハビリとかがあるんで一日4時間しか勉強できてないっす。」

私「(;_;)」

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彼は以前入院していたとき、1日12時間位?勉強して2級建築士を一発で合格。今回も今できることをたんたんとやっている。

K君って何があっても本当に変わらない。強靭な精神力なのか、神経がどっか足りないのか。

K君ってすごいない?

お見舞いいって元気をもらってしまった。

「またお見舞いいかせて」とメールしたら

「大歓迎っすよ」だって。

10月にもまた行くね。

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